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ロジクールのマウスMX2100sGRレビュー

2017 年 11 月 19 日

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新しい仕事用マウスを求めて

壊れては買い、壊れては買いを繰り返すほど気に入っていたロジクールのゲーミングマウスG602ですが、販売終了からずいぶんたち、在庫も少なくなってきたので新しい現行機種に移行することにしました。

3Dやグラフィック系の作業はとにかくマウスを四六時中握っていてあっという間に壊れてしまうので、ある程度のクオリティを保っている且つ保証期間中なら何度でも交換してくれるロジクールから選ぶことにします。国内のメーカーは何度か痛い目を見たので……。

私がマウスに求めているのは

  1. 4つ以上のカスタマイズ可能なボタン(誤爆が多いチルトホイールを除く)
  2. ワイヤレス
  3. 右利きに特化したホールド感のよいエルゴデザイン。

の三点です。まず気になったのはこのマウス。

うん値段も安いしカスタマイズ可能のボタンも多いしいいじゃないか。と思って調べてみると、省電力設計のためマウスホイールに遅延が発生するとのこと。昔似たような仕様のマウスを使っていた事があるのですが、この復帰時の引っ掛かりがどうにもストレスですぐに買い替えてしまった経験があるので見送りに。

次に気になったこのマウス、もう買っちゃおうかとも思ったのですが、触った形状が若干私の手には余るというかなんというか。値段も丁度いいし性能も申し分無かったけど、たぶん微妙な小ささと親指の置き場所の小ささが私の握り方に合わなかった模様。残念。

それで結局選んだのがこちらになります。ボタン数も大丈夫。なんならジェスチャーボタンで拡張も可能。MX MASTER というこのマウスの前バージョンも少し安く売っていたのですが、電池の持ち時間が改善され、ソフトウェアでもこの機種から刷新したものが使えるという事で最新のこのマウスを購入することにしました。

開封の儀


悪評高いブリスターパックをやめていたロジさん。わざと開けにくくして梱包をグチャグチャにする事で、返品のハードルを高くして返品率を下げるとかいうのが製造業界で一時期流行ったとかなんとか。


ほうほう、そんな機能が。


ゲーミングマウスは専用レシーバーだったけど、このマウスは対応機器を6台までつなげるUnifyingレシーバー。使っているキーボードK360と一本化できてうれしい。


充電用ケーブル付属


ロゴがすごく良くなってる!左はK360のUnifyingレシーバー。余ったひとつをノートPCに繋げればレシーバーの付け替えをせずに両方でマウスが使えるはず!


裏もちょっとだけ改良されている。

MX2100sGR使用感

インストールは簡単。ソフトは改良が待たれる。

まずはインストール。レシーバーをUSBに入れたら勝手にドライバをネットから落とすか聞いてくるので言われるままにすれば完了。非常に簡単。カスタマイズも簡単だがここで一つの罠が発覚。なんとカスタムボタンに全角半角キーが登録できません。おそらくソフトウェアアップデートでそのうち改善されるでしょうが必須の人は注意してください!

噂の新機能FLOW

あの謎の新機能、同一のネットワーク上の複数のコンピューター間でカーソルやデータを行き来させるFLOWですが、結論から言うと動きませんでした。
使えれば便利かなー、くらいの機能なのであんまり詳しく原因を究明していないのですが、片方のUnifyingレシーバーが古いとか機械の相性とかセットアップ方法をそもそも勘違いしているとかそんな感じなのでしょう。使えたらレビューに追加するかも?

使い心地

ポインタの追従性や無線の安定性などは期待通り。省電力モードの復帰遅延等も無く長時間使っても何の問題もありません。左右ボタンはクリック音が少し大きいしっかりとした押し心地のメカニカルスイッチです。グリップ感が良く、クリックした時微妙にポインタがズレる心配もありません。マウスホイールは高速ホイールと低速ホイールの自動切り替えが絶妙!でもメカ的に応力がかかっている気がするので故障が心配になります。マウスホイール下のボタンは標準ではホイールモードの切り替えスイッチですがカスタマイズも可能です。ここのボタンがロジクールは出来たり出来なかったりで混乱しますが今回はOK。サイドボタンは小さい上に詰まっていて使い分けが難しいです。慣れれば問題無さそうなレベル。サイドホイールはおそらく誤爆防止で重め。こちらも位置的に若干押しにくいです。サイドはもうちょっと余裕を持った作りにしたほうが良かった……。親指下に隠されているジェスチャーボタンは意外と使える!あまり使わないけどあると便利なニッチな機能やランチャーを入れておくと便利そうです。

まとめ

全体の作りも良く、値段相応の良いマウスです。読み取り精度も高くグラフィック系のソフトやCAD系のソフトを使うプロフェッショナルでも十分実用に耐えるものだと思います。
サイドボタンの押し心地が改良されたモデルが出るまでは壊れても交換したり買い直したりしてしばらくは使い続ける一品になりそうです!

/ takuma

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プロフィール

タクマ

フリーランスのグラフィックデザイナー

グラフィック,映像,Web,UIなど

元3DCGCGアニメーター

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