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ソニーのシンデレラレンズSEL50f18 適当でもそれなりの絵が出てしまう描写力

EマウントレンズのSEL50f18を買いました。50mmでf1.8という非常に明るいレンズです。


値段が安いのに写りが良いレンズを「シンデレラレンズ」と言うことがあるそうですが、このレンズはまさにソニーにおけるシンデレラレンズとも言われている逸品らしいです。
単焦点レンズなので画角はもちろん変えることができません。50mmはポートレート向けで、風景や近くのものを取るのは苦手な印象ですが、移したいものがハマれば綺麗なボケと精細な描写力で、素人が何も考えずにばっちょんばっちょん撮るだけでそこはかとなくかっちょいい絵が撮れてしまいます!さすがシンデレラ!


明るいレンズなので被写界深度をとても浅くする事ができます。ちょっと暗めの下町の焼肉屋の光量でも十分。
α5100 f2.2 ISO1600


夜道で出会った猫。手持ちですが、手ぶれ補正のおかげか毛も綺麗に
f2 ISO3200


路地裏のわちゃわちゃした感も綺麗に出てました。
f8 ISO125


「表にでろや」
絞り開放でちょっと大げさですが、この背景のボケの美しさ!オッサンの人形じゃなくて美人のお姉さんを撮りたくなります。
「ランチョン」というお店の看板親父です。ハヤシライスが美味しいです。
f1.8 ISO400


神田の古本まつりにて。こちらも開放
f1.8 ISO1000


夜景もノイズがかなり少ないです。APS-Cのセンサーってすごい。

噂以上にステキな描写力のレンズでした。いやー、みんなレンズに拘る訳だ。ここまで違うとは。
ただちょっとデカくて重いので常にバッグに忍ばせるというより「撮るぞ―」って時に持って行きたいです。

広角単焦点SEL16f21と、そのコンバージョンである魚眼レンズVCL-ECF1のレビューも書きました。ぜひ御覧ください。

合わせても3万円弱!広角単焦点レンズSEL16F28と、魚眼コンバータVCL-ECF1